~凍結胚移植当日ホルモン補充周期~つづき
培養士さんからの説明を受けたあとは
待合室で待ち、トイレを済ませるともう呼ばれた。
そして採卵の時と同じ部屋に行き、
洋服のままで採卵室へ。
採卵室では、下を全部脱ぎバスタオルでかくして台に上がる。
そして、先生が来るのを待った。
先生が来るとまずは名前の確認。
そして始まる。消毒が終わるとなんだか色んな物を下から入れられる。そして、覚悟していたカテーテル挿入。もちろん痛い、声も涙も出るが身体はリラックスを保ち微動だにしない。
何度も何度も同じことを繰り返す。全然入らないらしい。子宮後屈で角度が急なのは分かっていた。
特殊な形のカテーテルを使っていたのも分かっていた。それでも、入らない。
どれだけの時間が経ったか分からないが、1度休憩を挟むとのこと。
全ての器具を取り出し、下半身裸のままバスタオルをかけられてしばらく待つ。その間看護師さんが優しく話し掛けてくれたのが心強かった。
しばらくするとまた先生が来てもう一度トライ。
カテーテル挿入以外は何を入れられても感覚が麻痺していて感じなくなっていた。それでもカテーテル挿入は痛い。あらゆるエコーをつかってもダメ。
すると、先生がこう言った。
「子宮を引っ張ります。痛いです。」
えっ(;゜O゜)?と思いながら「はい。」と普通に答えていた。マジで?超痛そうなんだけど。
恐怖と不安と無の状態がいっぺんにある感覚になった。
ところが、次の瞬間。
「あれ?入った?」と先生。
えっ?と内心思った私。
そしたら先生が「いや?入ってないかも。」
と経膣エコーでチェック。
どうやら入ったらしい。はぁぁ助かった~。
ホントに心底助かった。
もし子宮引っ張ってたら、もうトラウマで病院に行けなくなってたかも?そこまでじゃなくても、
胚移植もう嫌だとなっていたかも。
普通の人なら無痛で10分で終わるのに。
カテーテルが無事に入ったあとはもう胚移植はあっという間に終わりました。
とりあえず良かった!!安心しました。
終わった後はグッタリしてしばらく動けないけど、戻したたまごを撮影した超音波写真をみせてもらえてちょっと心が和みました。
少し休んで着替えようとしたらお尻が汗だくでした。座ったままゆっくり着替えて待合室までゆっくり行きました。